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特徴実績Q&A参加者が見た歯科事情活動風景
参加者が見た歯科事情/歯科活動レポート(歯科医師)
「歯科診療に携わってきて感じたこと」
歯科医師 有吉国郎さん/2006年、その他2回歯科診療活動参加
診療活動は毎年、歯科医師として新たな発見があります。
 SCHECの歯科医療チームに参加して早くも3回を数える。最初はごく軽い気持ちと現理事長がトップであったこともあり参加しやすく、ボランティアをやってみようと考えた。だが今では、回を重ねるごとにどうやれば上手く治療がやれるのであろうか、どうすれば患者さんにある程度の満足をしてもらえるか等々、深く考えるようになっていた。

 そんなときに友人が自家発電機の寄付をしてくれることになった。それも2台であったが残念ながら1台は現地で紛失してしまった。

 しかしながら、これを得たことにより携帯用ユニットが使用できるため、今まではもっぱら抜歯が主体の治療であったものが若干なりとも充填が可能になった。と同時に、う蝕の状態が都市型に変化してきたことでさらに活躍の場が広がったようである。この携帯ユニットは、所属歯科医師会から借用できるのがこれまた幸運である。

 なぜこれらが必要であるかと問われれば、一言でいえば、電気、水道、ガスなどインフラのどれをとっても整備されていないからである。そのうえ、治療は屋外でやらざるを得ない。こんな状況のもと、自家発電機・携帯用ユニットは十分に活用されている。

 SCHECの歯科診療活動は、特に若い先生方にぜひ1度体験していただければ普段の診療がいかに恵まれているかが 実感できるし自信にもつながっていくのではないだろうか。

 これからの課題は、長期的展望にたって考えていかなければならない問題をどう克服していくかであろう。最後に健康が許す限り続けていきたい
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