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ボランティア体験記
「2019年カンボジア歯科レポート」

泉亜矢子さん・歯科医師 (第35回SCHECカンボジア支援活動 19年11月参加)

 カンボジア のシェムリアップ 州にて11月20 日から22日の3日間歯科診療を行った。
 コクトロッククルー群、スレノイ群、センソック群の3班に分かれて行った。各場所は シェムリアップ中心部から車で約2時間前後かかるのどかな農村地帯である。
 歯科診療と衛生指導の2本立てで行った。
 歯科診療の内容は 抜歯、歯石除去、虫歯処置を行った。
 総患者数 233名であった。〔歯周病治療含む クリーニング91名、抜歯27名(内 乳歯の抜歯14名)、虫歯治療46名〕

 私自身 10年以上こちらのNPOに参加しているが 初めの頃は 抜歯処置などが 多かったが 国の発展に伴い、抜歯処置よりは年々、虫歯処置や歯周病治療などが増えてきている。
 衛生指導の内容は 手洗い指導と歯ブラシ指導を行った。ライオンの池上様、清水様のご厚意で歯ブラシ、石けんを寄付いただきありがとうございました。

 まず、手洗いを行い綺麗な手で歯ブラシをする。カンボジアに置いてある石けんに比べやはり日本のものは泡立ちやすい。
 センソックにて 水は水瓶に溜めたようなもの指していたので清潔な水でする事も話した。
 同校中学生に聞いたところ手洗いの習慣はあるが 食器洗う洗剤で目に見える汚れをとるようであった。 石けんで手を洗うことによりばい菌が口に入ることを防ぐ話を、歯ブラシに関しては 虫歯の予防やばい菌で歯茎が腫れることを防ぐ話をした。

 今回 初めてセンソックを訪れた感想として全体的に 豊かなイメージだった。中学生高校生なので比較的裕福でないと通学できないのかもしれないが 皆 靴を履き歯も綺麗だった。また英語が通じる生徒さんもいた。それでもやはり衛生教育は大事だと感じた。

 近年 糖尿病などの所謂 成人病も増えているようで 今後は 歯ブラシを行い歯周病を防ぐ事により、糖尿病などの成人病も防ぐ話などもしていきたいと思う。
SCHEC