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活動レポート
第4回SCHECカンボジア支援活動報告  04年3月
 04年3月11日から16日までの第4回目のカンボジア支援活動も無事終わることができました。今回は鳥インフルエンザの東南アジアでの流行を考え、当初予定していた歯科診療活動を、残念ながら中止することになりました。そのため7名と前回に比べると少人数で、井戸の視察、新校舎の開校式典に参加しました。
合計69本の井戸を掘ることができました。
 295世帯、約1800人がこの井戸を使います。いつものことながら、身もうだるような暑さの中で、手押しポンプ付き井戸から出る新鮮な水を飲み、気持ちよさそうに頭から水をかぶる子どもたちを見る度に、本当によかったと思います。

 今回は中央大学OBの方たちの集まりである「はくゆう会」のみなさまからも井戸のご寄付をいただきました。また、これまでみなさまからSCHECにご寄付いただいた井戸代金の為替差益の中から「SPECIAL THANKS TO ALL DONATORS」と銘打って、井戸12本を掘ることができました。
▲洗い物をするのが楽しくなりました
3月13日の午前中、
小学校開校式典に参加しました。
 ササースダム地区クチアイ村に、鉄筋コンクリート造、5教室の小学校校舎を建設しました。もともとは近くの寺院の境内にある高床式の僧侶宿舎の床下で230人の子どもたちが勉強していましたが、正式な教室がないために国から教師を派遣してもらえず、さらに220人の生徒が待機を余儀なくされていました。午前と午後の2部制で、まだまだ不十分ながら、9月からは450人の生徒が通えることになりました。この学校を寄付してくださった渋谷さんのご希望で、お亡くなりになったお母さまのお名前の「花」とカンボジア語の希望を表らわす「サンキム」の言葉を入れて、新しく「クチアイ・ハナ・サンキム小学校」として生まれ変わりました。

 開校式典では、国会議員のシアン・ナム氏やトウ・キムシアン州教育委員会委員長ら多くの来賓の方々が出席され、渋谷さんとSCHECに対して、国家再建レベルの勲章が授与されました。渋谷さんからは、各教室に壁掛け時計や地球儀、世界地図、教師が授業で使うコンパス、定規などもご寄付いただきました。女の子たちがカンボジアの民族舞踊のアプサラダンスを可愛らしく披露してくれ、お返しに、横山さんが「リンゴ追分け」やオリジナルソングの「メコンデルタ」の歌を歌ってくれました。テープカットの後は全員でノートや鉛筆、消しゴムを生徒たちに配りました。
▲文房具を生徒たちに配る様子
▲カンボジアの民族舞踊のアプサラダンス
▲アプサラダンスのお返しに歌う横山さん
 今回の活動でSCHECが寄付した井戸の合計は397本、小学校は3校目となりました。次回11月の第4回のカンボジア支援活動の日程は11月18日から23日までに決まりました。これからも継続的な活動を維持していくために、今後ともみなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
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