今回参加した山崎理事の友人でジャーナリストの寺澤有氏の母のヒロミさんが、使わなくなった新品同様のポータブルミシンを寄贈してくださることになりました。現地のアドバイスで孤児・児童養護施設に寄贈することになりました。シェムリアップの町に近いクメール・ホルリー(英語ではHonor Village Cambodia)という施設で、イギリス人女性が理事長を務める団体です。もとは50数名の孤児を預かったところから始まったといい、今では英語の勉強に来る子供たちなど、幼稚部から高校生まで総勢416人の子供たちがこの施設で学び、元気よく遊びます。100名ほどを対象にパソコン教室もあります。日本ではYMCAを想像すればいいでしょうか。公立の小学校や中学校の午前部、午後部に合わせ、子供たちは空いた時間にこの施設にやってきます。貧困な家庭の親が子供を預けに来ることが多いそうで、仕事の間、子供たちを預かっているということでした。
カンボジアで比較的高収入を得るには外国語を身に着けることが有利です。子供のころから英語に親しむことは彼、彼女らにはとてもよいことだと思います。ホールの壁いっぱいに広がって、大勢の子供たちと記念写真を撮りましたが、山崎理事は子供たちの明るい笑顔にほだされてか、100ドルをその場で寄付していました。