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カンボジアに教育を!
厳しい環境のなか、
子どもたちは向学心に燃えています
 カンボジアの情勢は漸く安定してきたとはいえ、教育環境は現在も厳しい状況にあります。それはポル・ポト政権の圧政と30年も続いた内戦が大きな原因です。長年の混乱のなかで、村人たちがなんとか築いた木造校舎も現在は老朽化が進み使用に耐えません。そのため学校数が絶対的に不足し、子どもたちは就学年齢の7歳を迎えても学校に通えないケースも頻繁に出ています。最悪の場合、就学待機児童として何年も経過してしまいます。なかには17歳の小学1年生もいるくらいです。
▲学びたいけど学べない子どもたち

 教育側も朝・夕の2部制ながら、とりあえず雨露をしのげる場所で授業を行ったり、学習の機会を作る努力はしています。しかし根本的な解決にはならず、むしろ就学待機児童は増加しています。

 また学校数の不足は農村部において顕著で、それが都市部との教育格差を生んでいます。そのうえ、子どもを働き手にしないと生活できない貧しい家庭が多いため、近くに学校がないかぎり、子どもたちは永久に勉強する機会を得られません。

 国民の半数が18歳未満の子どもであるカンボジアにとって、子どもが初等教育すら受けられない現状は、国の将来に関わる重大な問題です。その解決の手助けがカンボジア復興には不可欠と考えたSCHECは、未就学児童ゼロを目標に、井戸掘り事業、歯科診療活動とともに教育支援を活動の中心に据えることにしました。
学びたい子が学べる環境の実現するため、
SCHECは学校を作り続けます
 SCHECは、カンボジアへの教育支援として未就学児童ゼロを目標に、シェムリアップ州で小学校校舎の建設を行っています。学校の建設を具体的支援策としたのは、校舎数の不足を解消して子どもたちが勉強できる機会を増やすことが不可欠であるにもかかわらず、政府に財政的余力がなく、初等教育の小学校の建設にすら手がつけられない状況にあるからです。

 シェムリアップ州だけでも未だ500校が不足しているなかで、建設を望む地域すべてを支援するのは資金的に難しいものがあります。そのため現地の支援者とともに現地視察を行い、早急に建設が必要な地域の選定をします。

 建設地を決定し、資金が集まり次第、いよいよ着工開始です。建設費は、SCHECの志に賛同してくださった方々のご寄付で賄われます。350万円で鉄筋コンクリート造、5教室の校舎を建設します。
▲鉄筋コンクリート造の新校舎
▲きれいな新教室。これなら雨の日も大丈夫

 待望の学校建設とあって、開校式には子どもたちの父兄や地元の方々が多数参加してくださり、非常に活気に満ちたものとなっています。その際、SCHECから子どもたちに文房具を贈るだけでなく、教師が授業で使うコンパス、定規、世界地図、地球儀なども寄贈します。街から遠く離れた農村ということもあり、初めて接する外国人の集団に硬い表情の子も多かったのですが、SCHECのボランティアのみなさんがノートなどを配りはじめると、嬉しそうにニコリとしてくれるのが印象的です。

 こうして、みなさまのご支援により、現在までに8校を寄贈することができました。就業機会も増えここから将来、さまざまな分野の産業を支え、リーダーを目指す子どもたちが現れ、カンボジアの未来を担ってくれるでしょう。これからもSCHECは未就学児ゼロを目指し、子どもたちの将来を実り豊かなものにするため小学校建設を続けてまいります。
次の小学校ができるまでの現在の累計支援金0円(0%)(2007年4月現在)
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