SCHEC/NPO法人/カンボジアの健康及び教育と地域を支援する会 寄付・入会・資料請求はこちら
SCHECの歩み
活動内容
支援方法
活動レポート
ボランティア体験記
入会案内
カンボジアの軌跡
カンボジア歯科診療室
メディアリポート
理事長のご挨拶
役員一覧
会員のみなさまへ
お問い合せ
≫HOME ≫カンボジアの軌跡/未来
カンボジアの軌跡
歴史 文化 観光 未来
未来
非衛生的な水の使用が、
子どもの健康に害を与えています
 カンボジアが明るい未来を迎えるためには、今後解決しなければならない問題が山積みです。なかでも早急な対応が望まれているのは、SCHECの中心活動としても取り上げられている健康と教育の問題です。

 ユニセフによれば、現在カンボジアの子どもたちのおよそ7人に1人が5歳の誕生日を迎える前に亡くなっているといいます。この高い死亡率の大きな原因となっているのは、衛生面、特に農村部での劣悪な水事情が挙げられます。カンボジアは長い内戦の影響で、ほとんどのインフラ設備が破壊し尽くされてしまいました。水道設備も未整備のままの場所がほとんどで、現在、都市部でやっと上下水道が整備され始めたばかりです。

 そのため農村部の人たちは大きな瓶に雨水を貯め、生活用水として使用しています。しかし、長く外気にさらされた水は衛生的にかなり問題があり、マラリアを媒介する蚊の発生源になるなど、さまざまな疾患を引き起こす原因になっています。病気への抵抗力が弱い子どもやお年寄りにとって、まさに最悪の水事情です。

 このような状態から脱却するには、井戸を掘って衛生的で安全な水を確保することがもっとも確実な方法です。しかし、国に農村部の水事情まで省みる余裕は全くなく、また貧困に苦しむ地域住民が自己負担で井戸を作ることも不可能だったので、衛生的に問題があっても瓶に貯めた水を使い続けるしかなかったのです。
子どもたちの未来の可能性を奪ってしまう、
劣悪な教育環境
 もうひとつカンボジアの未来に暗い影を落としているのが、子どもたちへの教育の問題です。ポル・ポト政権が教育を否定し、教育施設を破壊したため、現在は学校数が絶対的な不足状態です。このため多くの子どもたちが学校に通えず、教育を受けられていません。

 特に農村部においてそれが顕著で都市部との教育格差を生んでいます。

 教育を受けられないことで何より問題なのは、教育が受けられないと子どもたちの将来の選択肢が狭まってしまうことです。カンボジアは、国民の8割が農村部で暮らし農業に従事しています。このため教育を受ける機会を失ってしまうと、そのまま農民として一生を終えてしまう可能性が高くなります。

 カンボジアの子どもたちは心から勉強することを望んでいます。そんな子どもたちが持っている未来への可能性が、満足な教育を受けられないことによって狭められてしまうのは残念なことです。1人でも多くの子どもたちが教育を受ける機会を得て、将来へのさまざまな可能性に向けてチャレンジできる環境を整えることが必要不可欠です。それが国民の半数が子どもたちで占められているカンボジアの未来を左右するのはいうまでもありません。
1人ひとりの、ほんの少しの努力が、
明るい未来を導きます
 このような過酷な現状を見るにつけ、井戸掘り事業と小学校校舎建設を活動の中心に据えるSCHECにかかる期待は今後ますます大きくなっていくと思われます。確かにカンボジアという国が抱えるたくさんの困難な問題の前では、SCHEC の力も、1人ひとりの力も微々たるものかもしれません。しかし1人ひとりの、ほんの少しの努力が確実に未来を明るい方へ導いていくのです。事実、これまでSCHECが行ってきた活動が、井戸や小学校という具体的なカタチとなって実を結び、カンボジアの明るい未来のために寄与してきたと自負しています。きれいな井戸水を体いっぱいに浴びる子や、真新しい校舎へ駆け込んでいく子どもたちの姿を見ると、それを強く確信できます。カンボジアが人々の笑顔でいっぱいに満たされる未来を創ること、これからもSCHECはそれを目指して活動していきたいと思います。
このページのトップへ
SCHEC